生きている内は負けじゃない

日々のニュースや趣味等、折々に見たこと感じたこと考えたことをごった煮で詰め込む雑記ブログ

キンプリはいいぞ

話題のキンプリを見てきた。凄い映画だったので、感想を書く。

正直、観る前は半信半疑だった。一部の信者が盛り上げてるだけじゃないかと。でも映画が始まった直後から、誰も予想しないような超展開・超展開・またまた超展開!何が何だか分からないが、気が付くと引き込まれる。最後までよく分からないが、少なくともテンションMAXであることは分かる。映画が終わった瞬間、近くにいた女性が叫んだ。「タカラトミーはどうしちゃったの!?」いや、タカラトミーは昔からこうだ。こう言えば分かるだろう、カブトボーグタカラトミーと。

こう書くと、高度なギャグアニメだと思う人がいるかもしれない。僕も最初はそうなのかなと思った。でも違う、キンプリはもっとぶっ飛んだ作品だ。

あらすじを物凄く大雑把に書くと、プリズムショーというライブ?で感動した男の子がプリズムスタァを目指してエーデルローズという学校に入って…という話だが、そこに憧れの先輩の卒業やライバル校との対立など様々な話が絡んでくる。

しかし、こういうあらすじは、本当のことを言うとどうでもいいと思う。キンプリは、はっきり言ってわけが分からない作品だ。けれど、とても楽しい作品だ。見終わった後に、明るい、楽しい、幸せな気分になれる作品だ。それでいいじゃないか、と思う。

どのくらい楽しい気分になれるか、個人的な体験を書いてみよう。キンプリを見る前、僕は仕事上の悩みなどで鬱々とした気分だった。キンプリを見終わった時、僕は全ての悩みを忘れて、軽やかな足取りで駅に向かっていた。まるで新興宗教の勧誘みたいだが、本当にそうなのだ。自分でもなぜなのか全く分からないが、ともかく悩みが消え、幸せで満ち足りた気分になっている。たぶん、平凡な人間の小さな悩みを吹き飛ばすようなパワーがあるのだろう。

たぶん、というか間違いなく、キンプリは好みの分かれる作品だろう。でも、百聞は一見にしかず、と言う。ぜひ劇場に足を運んで、そして出来れば「キンプリはいいぞ!」と言って欲しいと思う。